トレンドマイクロ株式会社が、Appleの名をかたるフィッシングメールが1月22日夜以降に18万通以上確認されたとして注意喚起をしています。

フィッシング詐欺/フィッシングメール とは

フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報（ユーザID、パスワードなど）といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います。なお、フィッシングはphishingという綴りで、魚釣り（fishing）と洗練（sophisticated）から作られた造語であると言われています。
フィッシング詐欺を目的としたメールをフィッシングメールと呼びます。 (総務省のホームページより引用)

メールの件名は「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください。」で、メールの送信元アドレスは、Apple正規のものと思わせる「noreply@email.apple.com」となっており、偽サイトへ誘導し、Apple IDやパスワード、クレジットカード情報の詐取を狙うものとなっています。

メール本文には「安全のため、このApple IDはすでにロックされました」などと書かれており、まずフィッシングページに誘導します。
そしてフィッシングページでは、Apple IDやパスワード、氏名、住所、クレジットカード番号、セキュリティ質問などを入力するよう求めるという仕組みとなっているようです。

意外に思われる方もいらっしゃると思いますが、送信元のメールアドレスというのは簡単に詐称出来てしまいますので、送信元に表示されるメールアドレスや名前を見て、そのメールを信用してしまうことは非常に危険です。

対応方法

真っ先に覚えていただきたいフィッシングメールへの対応方法としては、以下の2点が挙げられます。

●メール本文中のウェブページへのリンクをクリックしない。
リンク先で個人情報を入力しなければ良いというわけではありません。
ブラウザ、Adobe Flash Player、Javaなどのバージョンが古い場合、ページを見ただけでウィルスに感染する可能性もあります。

●メール送信元の会社にお問い合わせ、メールの内容を確認する。
手間はかかりますが、一番確実な方法といえます。
電話やメールで問い合わせを行う場合には、怪しいメールに記載されているものではなく、
ホームページに記載されているものを利用してください。

攻撃者の目的を知ることが対策になる

攻撃者は標的の情報を入力してもらわなければなりませんので、メール内容に個人情報やパスワードの入力を求める記述があればまず注意するというスタンスで問題ありません。

また、「いますぐログイン状態を確認しないと、ログインできなくなります」と言った人間の心理をついたものもありますが、基本的に正規のサービスであればそのようなケースは少ないはずです。

残念ながら今後もフィッシングメールは多数発生すると思われますが、上記で挙げた基本的な対応を覚えておけば、そこまで怖いものではありませんので、悪者に釣られないように気を付けましょう。

皆様読書はお好きでしょうか？記録などは付けていますか？

私は主に小説が好きでよく読むのですが、今までは記録などを付けておらず、どこまで読んだか忘れ、たまにダブって買ったりしていました…

本は店頭購入や通販、図書館や知人に借りたり色々で、履歴が残らないものもあります。

そこで簡単にまとめて管理出来るアプリを探すことにしました。

試したiOSアプリは
「読書管理ビブリア」「蔵書マネージャー」「ブクログ」「Readee」「読書メーター」「シンプル読書管理」etc…

今回はその中でも、私が特に機能が充実していて使いやすかった「ブクログ」をご紹介します。

「ブクログ」

http://booklog.jp

アプリはiOSのみですが、ブラウザ版もあります。
（Android版もありましたが2016年5月に提供終了になったようです。）

使用方法

ニックネーム登録だけで始められます。
作品検索はタイトル/著者/キーワードでまとめて検索できるので簡単。
バーコードスキャンも可。

本棚に作品を登録してみます。
「読みたい」「いま読んでる」「読み終わった」「積読」で状態分け出来ます。

作品登録後に作品ごとの非公開設定や、5段階評価を付けたり、独自にカテゴリを設定してカテゴリ分けもできます。

また、他の人にも公開される感想評価や、非公開の読書メモ、フレーズ（印象に残った言葉など）を書けます。

いくつか登録してみました。
本棚内の検索や絞り込み、並び替え、表示方法切替などもできます。

何より良かった点

他のアプリではあまり無い、良い機能として、

・「本」以外にも「Kindleストア」「洋書」「映画」「音楽」「ゲーム」ジャンルが登録できます。
私は音楽はitunesに入れて管理していますが、ライブDVDなどは管理できていなかったのでこの機能はとても嬉しいです。
もちろん「本」ジャンルには漫画なども含まれます。

ただし、Amazonのシステムを使っているのでAmazonにない作品は検索・登録できません。つまり映画はDVD化されてからでないと検索にかかりません。

・他のブクログユーザーの本棚や感想評価が見れ、アカウントをフォローしたり出来ます。
趣向の似ている方の本棚から好みの本に出会えるかもしれません。

・ランキングや新刊情報が見れます。
人気な作品や新刊がチェックできるので新しい本にどんどん出会えます。

無料会員登録・ブラウザ版

使用感がとても良かったので会員登録してみました。

会員登録すると、ニックネーム等のプロフィール変更や、本棚全体の非公開設定・デザイン変更・機種変時のデータの引継ぎなどが出来ます。

また、ブラウザ版の機能では

・CSVファイルでデータのエクスポート・インポート

・新刊通知設定
（登録したキーワードが含まれる新刊情報を、メールやTwitterでお知らせしてくれます。）

・読書グラフ
（一ヶ月・一年間でどれくらい読んだかなど、ジャンルごとにグラフで見れます。使い勝手がちょっと良くないですが読書目標も設定できます。）

・オリジナルアイテムの登録
（Amazonにない作品もタイトルなどを自分で設定して登録することが出来ます。）

・AmazonアソシエイトID設定
（自分がブクログで紹介した商品が、自分のレビューや紹介リンク、ブクログまとめ経由で購入された場合、自分にキャッシュバックされます。）

などがあります。

改善希望点

改善希望点としては…(ver5.7.1)

・著者一覧が見れない。

・作品登録日付の編集が出来ない。

・アカウント編集や登録したものの本棚への反映が遅い。（私の機種のせいかもしれませんが…）

くらいでしょうか。
ですが上記3点は他の読書管理アプリでも同じなことが多いので、あまり気になりませんでした。

また、ブラウザ版にある「新刊通知設定」「読書グラフ」「オリジナルアイテムの登録」はアプリ版にも搭載してもらいたいなと思いました。

まとめ

読書管理アプリの枠に収まらない機能で、色々なことがこの「ブクログ」一つで行えるのでとても使い勝手が良いです。

読書をよくする方、映画や音楽・ゲームの記録を付けたいという方、「ブクログ」ぜひ試してみてはいかがでしょうか？

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