こんにちは、ウェブ担当の王です。
今日は少しホームページを制作するにあたって、事前に検討して頂きたい点についてお話をさせていただきます。
ですので、ホームページをまだ持っていない会社・個人事業主さん向けのメッセージになります。
「費用感がわからない」
「どんなホームページを作っていいのかがわからない」
「誰に(どの業者に)頼んで良いかわからない」
「自分で作ってみようかと考えている(けど着手できないでいる…)」
「作ったあとの保守やサポートに不安」
「維持が大変そう」
「自社には必要ないと思っている」など…
ホームページを作るか作らないか上記のようなことで迷っていませんか?
実はホームページを持つメリットは非常に大きいです。
メリット1
会社にとってのホームページは個人にとっての名刺のようなものです。
信用してもらうための第一歩です。
メリット2
ホームページから情報を発信することで、自社の様々な商品・サービスの情報や魅力を伝えられます。
メリット3
信頼度・認知度や商品・サービスの情報が伝わることで、売上に繋がります。
ECサイトであれば、直接お客様に販売もできます。
だから大手企業から個人事業まで、コストをかけてホームページを作ったり、定期的にリニューアルしたりしているわけです。
ただし、ホームページ制作の検討にあたって8つの事項を最初に考えて頂きたいです。
① ホームページを作る目的
まずはホームページを作る目的を明確にすることです。それによってホームページの仕様が変わります。代表的なパターンはこちらです
- 商品やお店を紹介したい(事業サイト)
- 商品やサービスを販売したい(ECサイト)
- 社員を募集したい(リクルートサイト)
- 会社を知っていただきたい(コーポレートサイト)
- 情報やノウハウを発信したい(ブログサイト)
目的を明確にすることによって、プロジェクトの方向性がしっかりと見えて、完成するまでスムーズに進めることができます。
② ターゲット層
例えば
- 性別
- 年齢層
- 地域
- 業種
- 収入、企業規模
ターゲットを決めるには、自社サービスや商品の特徴を一度考えることがおすすめです。
「その情報を得ると、どんな人が得をするか?」「実際にリアクションしてくれるのはどんな人か?」の感じで整理していくと、具体的なターゲット像も浮かびやすくなります。
③ 公開したい日付
ホームページの規模にもよりますが数週間から数ヶ月の制作期間が必要となります。
特に新学期に合わせたい、店舗オープンに合わせたい場合は、制作会社に相談して余裕を持って計画しましょう。
④ 予算
制作期間と同じく、ホームページのボリューム、デザイン、簡単に記事を更新できるかどうかなどによって費用は変わってきます。
低価格帯: ~30万円
標準価格帯: 30万円~100万円
高価格帯: 100万円~
という相場感ですが、制作費以外にも、企画費、サーバーのレンタル費、プログラム導入費、納品後の運営費用なども含めて金額を把握する必要があります。
売り切りホームページは安く始められるメリットはありますが、専門知識がないと後々のメンテナンスや更新が難しくなり、緊急時の対応もできません。
不安に思うなら納品後もしっかりサポートしてくれる制作会社を選びましょう。
⑤ 原稿、画像などの素材の準備
ホームページの肝とも言われる素材や原稿の品質はページイメージを大きく左右します。
ネット上のフリー素材を利用する手もありますが、できるだけ実際のキレイな写真や文章を事前に用意した方が「イメージしていたホームページ」に近づけると思います。
予算に余裕があれば、プロのカメラマンにお願いして撮影していただくこともできます。
⑥ スマホ・タブレット対応
弊社が導入しているホームページアクセス解析ツールからアクセス数を見ると、特に近年はモバイル端末のアクセス数はPCより多いので、スマホ・タブレット対応は必須です。
『レスポンシブデザイン』というデバイスサイズによって見やすい表示に適応させる手法が今の主流となっています。
PCとスマホ両方更新する必要がなく、SEO的にも有利なため、PCだけでなくモバイル端末でも見やすいデザインがおすすめです。
⑦ SNSとの連動
「SNS集客」という言葉を最近よく耳にしませんか?SNSを通じて世界観を見せ、それを読んだお客様にファンになっていただくことによる集客手段です。
Youtube、Facebook、Instagram、Twitterなど目的に適したSNSに絞って運営するといいでしょう。
⑧ サーバー関連
ホームページを公開するにあたって必要なものは
- サーバー
- ドメイン名
- SSL化
サーバーは作ったホームページを置くところです。容量の大きさ、システムを入れられるかなどによって金額が変わってきます。
ドメイン名はホームページのインターネット上の住所のようなものです。
世界にひとつだけのもので、種類によって取得条件や金額が変わってきます。
SSL化はインターネット上でのデータの通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ仕組みのことで近年必須となってきました。
SSL化されたホームページは、URLの頭が「http」から「https」となり、通信の暗号化が保証されます。
まとめ
以上、ホームページを制作する前に考えるべきこと8つを紹介しました。
普段ネットサーフィンをしている時に気に入ったホームページを見かけたら、メモや保存したりしておくと、自社のホームページを作成するときに参考イメージとしてとても役に立ちますよ。
その他注意事項やもっと詳しく知りたい方はぜひお電話またはメールで気軽にお問い合わせください。