店頭支払いだけじゃない！中国のQRコード活用事情

メニューを提供しない、オーダーを取る店員さんもいないようなお店が中国では増えています。

お店に入ってまず席に案内して、その後の注文はお客様に任せる形になります。

テーブルにあるサインスタンドまたは角に貼ってあるシールのQRコードをスマホで読み取ると、座ったテーブル専用の注文システムに入れて、料理の画像や動画、料金、原材料、おすすめポイント、季節のおすすめなど伝統的な紙のメニューより多くの情報を伝える事が出来ます。注文する側としても楽しいです。

同じQRコードを使って複数人で複数端末で注文する時には、同じカートに追加されますので、話しながら好きなものを決められます。

お店だけでなく、新幹線でも同じ形式で座席横にあるQRコードをスキャンすれば駅弁やおやつなどの注文が出来ます。

毎回スマホや券売機でカードのチャージを行うより、全部スマホに統合すれば便利だという想いを叶えました。

スマホの機種やOSの制限にとらわれずに使う事が出来て、カードを紛失する心配もなくキャッシュレス、カードレスの推進につながります。

QRコード付きの首輪を大好きなペットにつけて迷子防止ができます。
GPSトラッカーとは違って、充電する必要はありません。

迷子になったペットのQRコードをスキャンすれば、ペットの情報確認や持ち主との連絡が素早く取れて、持ち主のAPPには「◯日◯時◯分、××××でスキャンされました。」という通知が届きます。

発売してから迷子ペットの返還率が高いと言われて好評のようです。

試験的ではありますが、道路の案内標識にQRコードを埋める地域があります。

現在地、歴史や魅力、近くの企業や店舗、賃貸物件、中古品情報、ワンタッチ通報までできます。
近くで暮らしている人々に、観光で訪れる観光客に、そのエリアをもっと知ってもらい、繋がりを深めて、地域活性化に役立ついいアイデアだと思います。