こんにちは、栗原です。
高校生の頃バイトでお金を貯めて、初めての大きな買い物がゲーミングパソコンでした。
約10年間、中身は変わりましたが愛着もあり大切に使っていました。
そのパソコンが先日、自宅の雨漏りで戦闘不能になりました!
パソコンの購入を決めましたが、せっかくなので自作パソコンの組立てを行うことにしました。
目次
パーツの選定
購入するにあたり下記条件は必須でした。
- 3Dゲームを快適に動作出来る構成
- 最新のパーツ
- 見た目を格好良く
- 予算20万円以内
以上が選定条件になります。
第8世代CPU
[Core i7 8700]2017年9月に発売されたCPUです。
第8世代からi7シリーズでは6コア12スレッドが標準となり注目されています。
価格:約40,000円
候補としてCore i7 8700Kも考えましたが、Core i7 8700でも十分な性能なので若干価格の低いCore i7 8700を選びました。
マザーボードはTUF GAMINGシリーズ
ASUSから2018年4月に発売されたマザーボード[TUF H370-PRO GAMING]。
十分な機能を持ちながら低価格なので、マザーボードについては特に悩むことなく決まりました。また、カスタマイズ可能なRGB LEDイルミネーション機能を搭載しておりますので見た目を格好良くという条件を満たしてくれるパーツでもあります。
価格:約15,000円
DDR4のメモリ
G.Skillから2018年5月に発売されたメモリ[SNIPER X]8GB×2枚の16GB構成です。
価格:約19,000円
ANTECの電源
ANTECから2017年12月に発売された[NeoECO Gold NE750G]。
電源は少し余裕のある750wを選びました。
価格:約10,000円
IntelのSSD
2018年1月に発売されたインテル製NVMe M.2対応SSD。
以前使用していたパソコンはHDDでした。SSDデビューにM.2規格ということで、マザーボードが届いていないのに早く触りたいがために先に開封してしまうほど楽しみにしていたパーツの1つです。
HDDも搭載するので今回は256GBのSSDを選びました。
価格:約10,000円
M.2 SSD規格とは
M.2は、マザーボードに採用された新しい規格で、機能性や柔軟性に優れており今までのSATAの約6倍の転送速度が可能です。そのためSATAの2.5インチSSDでは、500MB/sが限界でしたがM.2 SSDによっては3000MB/s以上の読み込みができるSSDが登場しました。
メリット | デメリット |
---|---|
SATAよりデータ転送速度が速い。 | 容量当たりの値段が高い。 |
ケーブルが不要。 | マザーボードによりスロット数が異なる。 |
非常にコンパクトでスペースを取らない。 | 発熱の問題ある。 |
発熱問題については、対策としてヒートシンクと組み合わせて使うことで発熱を防ぐことが出来ます。
WD Black
少し容量あるSSDのみにすることも考えましたが以前のパソコンがHDD2TBでしたので、無難にHDD1TB(7200rpm)は積む事にしました。クライアント向けの中では高品質そして高性能なBlackを選択しました。また、Redより保証期間が長いのも選んだ理由です。
価格:約8,000円
STRIX-GTX1060
ゲーミングパソコンに欠かせないグラフィックボード。
今までGeForceしか使った事がなく、AMDも検討しましたがここは挑戦せずにGeForceにしました。
価格:約38,000円
NZXTのケース
最後になりましたが1番悩んだパソコンケースです。格好良いパソコンにする事が条件なので、格好良いパソコンケースを探すのに時間がかかりました。パソコンケースはマザーボードと電源が収まれば良いものだと思っていたので、あまり関心がありませんでした。ですが格好良いケースはたくさんありました!その中でも2018年7月下旬頃発売された[CA-H500W-W1]に一目惚れしました。
価格:約15,000円
一面ガラスなのでASUSマザーボードのLEDがさらに格好良くしてくれます。
まとめ
ほとんどの3Dゲームを快適に動作出来る構成だと思いますが、中には画質設定のレベルを上げると少し重たくなる可能性があります。私が使用する分には問題なく快適に動作出来る構成です。
最近発売された最新のパーツを使用するという条件は、HDDとグラフィックボードが発売から1年以上経っているので全ては満たせませんでした。
見た目はとても格好良くなったと思います。個人的には100点です。
金額は上記パーツで約155,000円+OS Windows10約20,000円で合計約175,000円なので予算内に収まりました。
せっかくなので、SSDとHDDの速度テストを行ってみました。
M.2 SSD
HDD
圧倒的にSSDのほうが速いです。使用してみても確実にサクサク動作していることが体感出来ます。SSDと聞くと高価なイメージがありますが、近年低価格化が進んでいます。パソコンを購入する際にはSSD搭載のものをおすすめします!個人向けPCでも弊社にご連絡頂ければ、今回のようにお客様のご要望に合ったパソコンを提案させて頂きます。
最後に
一昔前は自分で組み立てたほうが安く購入出来たので組み立てる意味がありましたが、今の時代買ったほうが安いと言われています。ですが、自分で組み立てる事で新しい規格に触れることも出来ますし何より楽しいです!!愛着も持てるのでまた大切に使っていきたいと思います。