千本木です。突然ですがスマートスピーカーをご存知でしょうか。
話しかけるとAIが応答してくれるスピーカーです。
2017年はスマートスピーカー元年とも言われ、多くの製品がリリースされました。
テレビCMも多く流れているので製品名を知っている方も多いと思いますが、
名前は知っているけどどういう製品なのかよくわからないという声も聴きます。
そこで今回はスマートスピーカーのAmazon Echoを実際に購入し、使用したレビューを投稿したいと思います。
目次
スマートスピーカーってどんな製品がある?
スマートスピーカーで有名なのは現在以下の3製品だと思いますが、それそれ特徴があります。
Google Home(Google)
- 14,000円
- スマートフォンなどでの音声アシスタントサービスを長年提供してきたノウハウがあり日本語認識精度が高い
- 連携したAndroid端末を呼び出したり、電話をかけたりできる。
Clova WAVE(LINE)
- 12,800円(LINE Music 12ヶ月分同梱)
- 唯一赤外線を搭載しているスマートスピーカーで家電操作が可能
- LINEと連携できる(LINEを送信する・LINEで通話をするなど)
Amazon Echo(Amazon)
- 11,980円(プライム会員は事前申し込みで7,980円)
- スマートスピーカー先進国であるアメリカでのシェアが7割超
- スキルという拡張機能により、サードパーティーが機能拡張できる
私がAmazon Echoを選択した理由
各社魅力がありますが、私の購入の決め手は拡張機能である「スキル」の存在でした。
現在Amazon Echoで使えるスキルは300種類以上あり、
クックパッドでレシピを呼び出せたり、ピカチュウトークでピカチュウと話せたりできます。
スマートスピーカーはまだまだ発展途上の製品であるため、
今後スキルを追加することによって拡張できることが大きな魅力だと感じました。
Amazon Echoの良いところ
結構スピーカーの音が良い
まず驚いたのはAmazon Echoの電源を投入して聞こえてきた音でした。
正直8,000円くらいで買えるものなのでスピーカー単体の性能は期待していなかったのですが、
良い意味で裏切られました。
我が家にある3万円くらいのコンポと比較しても、それほど遜色がないように感じました。
音声操作が意外に便利
当然なのですが、スマートスピーカーなので音声で操作ができます。
朝着替えているときに「アレクサ、今日のニュースを教えて」とニュースを聞いたり
カップラーメンを作るときに「アレクサ、3分経ったら教えて」とタイマーを使うということができます。
そのほか「今何時?」や「今日の天気を教えて」と聞くときちんと答えてくれます。
スマートフォンでも音声アシスタントを使って同じことはできますが、
いつも手元にあるとは限らないスマートフォンに対し、
スマートスピーカーは必ず置き場所がきまっているので、気兼ねなく話しかけることができます。
Amazon Echoのダメなところ
定額音楽サービスで目的の曲に辿りつけない
Amazon Echoに限らず、各社のスマートスピーカーは定額音楽サービスと連携して、好きな音楽が聴けることがメリットです。
しかし、Amazon Echoに限っては
「アレクサ、レゴランドの曲をかけて」と聞くと、ラ・ラ・ランドのサントラが流れたり、
「アレクサ、妖怪ウォッチの曲をかけて」と聞くと、全然知らない人の妖怪ウォッチというアルバムが再生されたりと、
目的の曲に全然到達できません。
私の検索の仕方が悪いのかもしれませんが、今後Amazon Echoがアップデートして解消に向かうのでしょうか・・・。
スキルを使ってやりたかったこと
Amazon Echoの購入の決め手となったのがスキルの存在と書きましたが、
実はこのスキルを使ってやりたいことがありました。
それは「スマートスピーカーを使って家電を操作して近未来的な体験をしたい」です。
例えばスマートスピーカーに話しかけて、テレビやエアコンのスイッチを入れられれば
リモコンを探す手間もないので便利かなと思ったのです。
そんな私の希望を叶えてくれるのがこの製品です。
スマート家電コントローラ | ラトックシステム(7,580円)
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/wfirex3.html
スマート家電コントローラは赤外線リモコン対応の家電に、赤外線を飛ばして操作できる端末です。
スマート家電コントローラをスキル登録して使ってみた
スマートフォン経由でスマート家電コントローラをセットアップし、Amazon Echoにスキル登録すると音声操作が可能になります。
プリセット登録された機器が多いほか、リモコンを学習させて登録させることが可能です。
実際に操作するためには以下のように「家電リモコンを使って」とAmazon Echoに話しかける必要があります。
「アレクサ、家電リモコンを使ってテレビをつけて」
「アレクサ、家電リモコンを使って暖房をつけて」
うーん、長い!
本当は「アレクサ、テレビをつけて」で動いてくれると嬉しいのですが
残念ながら毎回指定フォーマットで言わないと動いてくれません。
ここはこれからの改善に期待したいです。
また、Amazon Echoから操作可能なのは「テレビの操作」「エアコンの操作」「照明の操作」に限られ、レコーダーや自分自身で追加した機器の操作はできないようになっています。
ちなみに我が家で最も出番が多いのは、ダイニングに移動した際にアレクサを使ってテレビを消す使い方でした。
使い方に難はありますが、音声操作で家電を操作完了するとやはり近未来感を感じることができます。
スマート家電コントローラはスマホ操作が便利
Amazon Echoでの操作はイマイチなのですが、
このスマート家電コントローラ、スマートフォンからも操作ができるというメリットがあります。
外出先からも操作ができるので、帰宅途中にエアコンのスイッチを入れておくことができます。これはこれで便利だと思います。
また、スマートフォンの画面では温度・湿度・照度が表示されます。地味に便利です。
まとめ
以上、Amazon Echoを実際に使用してみたレビューでした。
面白い製品だとは思いますが、まだまだ発展途上の製品で、多くの家庭に浸透するには相当の時間がかかるように思いました。
また面白いスキルを発見したら紹介したいと思います。