SNSなどで話題となっている、画像切り抜きサービス「remove.bg」。
AIが自動で人物などの輪郭を切り抜いてくれ、他の画像と簡単に合成できます。
公式のサンプルがこちら
サンプル
切り抜ける対象は人物、製品、服、家具、自転車、車、動物などです。
(2019年8月現在)
合成する背景画像はサイトにいくつか用意されているのと、
ローカルからアップロードすることもでき、
画像ソフトを持っていなくても手軽に合成できます。
オンライン上で無料で利用できますが、
フォトショップ上でも会員登録してAPIキーを入手・拡張機能をインストールすれば使用できます。
無料プランだとサイズ制限があり、
大きい画像を使用しても仕上がりは0.25メガピクセル(例えば625×400ピクセル)以下になります。
英語なので見落としがちですが、商用利用は有料プランとなっています。
よくある質問
手動でフォトショップ等で切り抜く場合は、パスでちまちま選択するか、
クイック選択ツールを使うことになると思いますが、
髪の毛などの繊細な切り抜きを自然に見せるのは難しいです。
その点remove.bgは細かい箇所もAIが自然に切り抜いてくれます。
切り抜くスキルが無い方や、大量の画像切り抜きを行う場合は、
かなり時間の節約になるので有料プランを使う価値はあると思います。
「remove.bg」でなにしよう?
詳しい使い方については色々なサイトで紹介されていますので、
参考:
【必見】人物写真の切り抜きが一瞬でできるサイト「remove.bg」 | ぽこみち日和
Photoshopでも写真の背景を自動で切り抜く「remove.bg」が使えるよ! | SONICMOOV LAB
今回はremove.bgで何ができるか、アイデアを紹介したいと思います。
出品用画像に
メルカリ・ヤフオクなどの個人販売サービスで、
品物を撮影するときにセッティングが大変だったり、
関係ない私物まで写ってしまったりで嫌ですよね。
そんなとき背景も何も気にせず品物を撮影してremove.bgを使えば、簡単に出品できます。
※出品用画像は有料プランの商用利用にあたる可能性がありますのでお気をつけください。
証明写真に
スマホからも利用できるので、スマホで自撮りしてremove.bgで背景を白く加工、
証明写真作成アプリに取り込んでコンビニ印刷すれば
印刷代30円だけで証明写真ができちゃいます。
モザイクでプライバシーを守るために
SNSに車の写真をアップしたいけど、自宅やナンバープレートが写っちゃって載せられない。
モザイク機能と、切り抜き範囲を修正できる機能があるので、簡単に加工できます。
シール作成
切り抜いた人物やペットの写真を並べ、ラベルシールやカメラ屋さんなどのシールプリントで印刷、
白い部分をちょっと残し輪郭をハサミで切れば、可愛いオリジナルシールのでき上がり。
まとめ
他にも色々できますが、くれぐれも悪いことには使用しないようにしましょう。
実際使ってみて、普段切り抜きに苦戦する髪の毛などを、一瞬で奇麗に切り抜いてくれるのにはとても感動しました。
remove.bgのブログを見ると短いスパンでどんどん改善されていっています。
公式ブログ
これからも進化が期待できる熱いサービスです。